バンコクの国際展示場「BITEC」(バンナー)で現在、タイの科学週間の恒例イベント「ナショナル科学技術博覧会(National Science and Technology Fair 2012)」が開催されている。主催はタイ国科学技術省。
日本、中国、インドネシア、ドイツ、フランス、イギリス、ノルウェー、オーストラリア、カナダの9カ国からも参加する同展。企業や研究機関など国内外から150団体が出展。タイの「科学技術の父」と呼ばれたキング・モンクットをたたえる展示コーナーや、洪水や地震などの自然災害に焦点を当てた展示なども行う。
今年は4D (四次元)シミュレーターや、高さ7メートルからの自由落下運動を疑似体験できるすべり台式のアトラクション「フリーフォール」が子どもたちから特に人気を集めているという。
同展広報担当スワンナさんは「今年で7回目を数える東南アジア最大級の国際的な科学博。初日は全国から4万人以上の来場者があった。その後も連日盛況で、会場内は非常に活気がある」と話す。
開催時間は9時~20時。入場無料。今月31日まで。期間中、BTSオンヌット駅~バンナー駅間で無料シャトルバスを運行する。運行時間は8時~20時。