国際サッカー連盟(FIFA)は10月31日、昨年の大洪水などの影響で完成が遅れていたフットサルW杯タイ大会のメーン会場「バンコク・フットサル・アリーナ(Bangkok Futsal Arena)」(Nong Chok)について、14日以降に行われる準々決勝~決勝で使用すると最終発表を行った。
11月1日、フアマークスタジアム・インドアスタジアムで開幕した今大会。ホスト国のタイでは、バンコク首都圏庁が1万2000人収容できる同スタジアムの建設を進めていたが完成が間に合わず、開幕直前の10月29日引き渡しを目指していた。同日までに工事の一部が間に合わなかったことから30日、競技場としての検査を再度実施し、大会コミッティーから使用が許可された。
バンコク都によると引き続き、改善や調整のための工事を進め「今月5日までには完成する」(副知事担当秘書のソムワンさん)としている。
大会はこのほか、スパーチャラサイ・スタジアムの「アカーン・ニミッブット」(BTSナショナルスタジアム駅前)、「コラート・チャートチャーイ・ホール」(ナコンラーチャシーマー県)の4会場で開催。三浦知良選手の代表入りで注目された日本代表チームは1日、現地時間21時にコラートでブラジルと対戦する。