バンコク市郊外のカセナワミン(Kaset-Nawamin)に6月27日、中古カー&バイク用品チェーンの「アップガレージ(UPGARAGE)」(本社=神奈川県横浜市)のタイ進出1号店がオープンする。
1999年創業の同社は「アップガレージ」やタイヤ専門店「東京タイヤ流通センター」などを日本全国に展開。現在は「アップガレージ」だけで137店舗以上と中古自動車パーツ買い取り、販売の最大手に成長している。
同社によるとタイ進出は3年前から構想を始め、市場調査を実施。「まずは同じ思いを共有できるタイ人材の育成から」と管理職候補のタイ人材を募集し、100人以上の応募者の中から3人のタイ人を選抜した。「特別扱いせず日本での新卒者と同様に、タイヤ洗いやトイレ掃除といった基本から1年間かけて研修した」としている。
4月1日に取得した約1080平方メートルの店舗物件は現在、オープンに向けて工事中。