国際交流基金バンコク日本文化センターは8月26日、タイ文化センターとの共催でアジア人形劇交流「文楽ワークショップ」をタイ文化センター小ホールで開催する。

　歌舞伎、能楽とともに2008年に無形世界遺産に登録され、日本のみならず世界中で愛されている文楽。今回は文楽若手会から7人が来タイし、文楽を身近に感じてもらうために入門編のデモンストレーション／ワークショップを実施。演目は「伊達娘恋緋鹿子」～火の見櫓の段～、文楽三業（太夫・三味線・人形）の解説、傾城反魂香～土佐将監閑居の段～より「雅楽之介の早打ち」などを予定する。

　ワークショップにはタイ人形劇団も招待。紹介しあうことで、互いの相違点・類似点を比較しながら、日本の伝統芸能を通じた文化交流、国を超えての人形劇団同士のネットワーク形成を目指すという。

　開催時間は、セッション1（主に人形劇団、学生向けだが一般客も申込可）＝13時（開場は12時45分）、セッション2（一般客向け）＝18時（同17時30分）。入場無料。予約は、セッション1＝国際交流基金バンコク日本文化センター（TEL 02-260-8560）、セッション2＝タイ文化センタ（TEL 02-247-0028 内線4104）でできる。