タイのセブン-イレブンで現在、入り口前に寝そべっている野良犬に狂犬病の予防接種やノミの駆除を行う取り組みを行っている。
同店の運営会社「CPオール」と愛犬家団体が協力して獣医を派遣して行っている一連の活動は、ツイッターなどのSNSを通じて「ユニークだ」「寛容でタイらしい」などと話題となっている。タイ国内のニュース番組でも、「どうして野良犬はセブンの前で寝ているの?」といった視聴者の疑問への回答として紹介された。
番組では出演者が「入り口は(店内の冷気で)涼しいから」と予想。店側は、えさを与える客がいることも入り口に犬が張り付く一因になっているのではとの見方も。
同社では現在、7900店舗を調査した所、1000頭以上の野良犬が確認されたといい、バンコクやサムットプラカーン県、ノンタブリー県の店舗を対象に順次、取り組みの範囲を広げているという。