バンコクのプリディパノムヨン劇場(65/1 Soi Thonglor)で3月7日、上方落語「天満天神繁盛亭」(大阪市北区)の寄席が楽しめる「第2回サワディー寄席」が開催される。主催は、学習塾「アリオリオ」と同「DEC」。
学習塾の生徒たちに日本の落語を楽しんでほしいとの思いから企画し、縁のあった林家染雀さんの協力で実現した同イベント。染雀さんの呼び掛けで集まった「繁盛亭」の演者らが昨年3月、「第1回サワディー寄席」として、バンコク在住の日本人も楽しめるイベントに発展させた。
出演は染雀さんをはじめ、女流落語家の桂あやめさん、音曲漫才ユニットの姉様キングス、マジックのわんだふる佳恵さん、一輪車芸、アクロバットのこっこさんなど。バラエティーに富んだ日本の話芸・演芸で来場者を楽しませる。
このほか、タイを代表するマイム劇団でアジア各地で活躍する「コンナーカーオ(白塗りの人の意味)アカデミー」のパントマイミストも出演。バンコク近郊在住の日本人有志による市民吹奏楽団「バンコク ブラスバンド」も演奏を披露する。
アリオリオの東樹和美さんは「ぜひ家族そろって楽しんでほしい。アクロバットやマジック、パントマイムなどは言葉に関係なく楽しめるので、ぜひタイの方にも日本の演芸が見られる良い機会」と話す。
15時開演。チケットは、前売り=500バーツ、当日=600バーツ。東京堂書店(スクムビット店) 、パーソネルコンサルタント、TAKAKI、マイポーチ マーシーアカデミー、スミタ・カルチャーセンター、PARDEN、男爵、アリオリオで販売している。