タイを基点にアジア各国の山岳部やジャングル、海岸を走破する「アジアクロスカントリーラリー」が8月8日~14日、第20回記念大会としてチェンマイなどタイ北部を舞台に開催される。
毎回コース設定や通過国が変わるアジア最大級の同レース。今年はチェンマイをスタートし、メーホンソン、メーソット、スコータイ、プレーを巡りチェンマイでフィニッシュを迎える約2000キロのコースとなっている。
日本からは、AUTO部門では三菱アウトランダーで挑む青木孝次選手をはじめ、アメリカのBajaで成績を残している塙郁夫選手/赤星大二郎選手組(トヨタFJクルーザー)、ダカールラリー総合優勝を果たした篠塚建次郎選手/千葉栄二選手組(スズキジムニー)、元GPライダーの青木拓磨選手/椎根克彦選手組(いすゞMu-X)、タイの子どもたちを支援し、学用品を直接届けながら参戦している竹野悟史選手/柳川直之選手組(スズキジムニー)など10チーム以上が参戦。
MOTO部門でも池町佳生選手、前田啓介選手、江連忠夫選手など10チームが参戦を予定する。大会メカニックも中央自動車大学校(千葉県)の4年生が参加して日本チームをサポートするという。
大会ではバイクのツーリングクラスや、自分の愛車をタイに持ち込んでツーリングできるクラスもあり、「初心者でも安心して海外ツーリングが可能」という。