バンコク経済新聞の上半期PV（ページビュー）ランキングは、在タイ日本人駐在員に人気のタイ料理レストラン「Thonkrueng（トンクルアン）」の移転を報じた記事が1位になった。ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。

　飲食店関連では、3位に天ぷら専門店「銀座ハゲ天」のタイ進出1号店、5位に博多ラーメンの「一風堂」2号店、8位に「鉄板串焼とお好み焼き 智」タイ進出1号店などがランクイン。2位のオンヌットの新ショッピングモール「ザ・フィル」や、4位のエアコン付き市場「ザ・マーケット」の計画など、新しい街の動きにも注目が集まった。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. バンコク在住日本人に人気のタイ料理店「トンクルアン」が移転（4/10）

2. バンコクに新モール「ザ・フィル」　オンヌットに5月誕生へ（4/28）

3. バンコクに天ぷら専門店「銀座ハゲ天」　海外進出1号店（5/21）

4. バンコクにエアコン付き市場「ザ・マーケット」　2017年開業へ（6/18）

5. バンコクに博多ラーメンの「一風堂」2号店－エンポリアムに（1/21）

6. 電子部品商社の納豆好き社長、タイで「社長さんの納豆」製造開始（3/4）

7. バンコクで「Berryz工房」公演－トンローの人気クラブで（1/15）

8. バンコク伊勢丹に「鉄板串焼とお好み焼き 智」 タイ進出1号店（5/8）

9. バンコクの旧市街に自転車専用レーン－自転車で寺院巡りも（1/8）

10. バンコクで「ジャパンエキスポ」－日本発カルチャーに留学・就職も（1/14）

　僅差でランキング圏外だったが、MKがパタナカーンに開発したフードモール「ビッグベン」（11位）、トンローに8月誕生予定の飲食店モール「ザ・テイスト」（12位）、たこ焼き「たこばやし」タイ進出1号店（13位）、ベトナムサンドイッチ専門店「バインミーボー」（14位）などがアクセスを伸ばし、飲食店の話題が盛り上がりを見せた。

　4月に戒厳令が解除され、穏やかな市民生活を取り戻したバンコク。そうした状況を反映してか、市内では一時見合わせていた日系飲食店も開業の動きが目立ち、商業施設の新規開発プロジェクト、コンドミニアムの建設など活気が伺えた。

　下半期も平和を祈りつつ、街の動きを追い続けたい。