日本人経営生花店「Be nature」、駐在員夫人対象に講習会開講へ

日本でのノウハウを生かしたバンコクの生花店「Be nature」

日本でのノウハウを生かしたバンコクの生花店「Be nature」

  • 0

  •  

 今年2月にオープンしたバンコクで唯一の日本人経営の生花店「Be nature」(413/9 Soi Sukhumvit 55 Bangkok TEL 02-185-1599)が8月11日でタイ進出から6カ月を迎えた。

[広告]

 同店代表を務める別所さんは、長野市内で5店の生花店を経営しており、同業界で20年以上のキャリアを持っている。海外に店を持ちたいと考え、タイの富裕層や在留邦人からの需要を見込みバンコク出店を決意した。同店では、日本の最新の技術・ノウハウで、タイの生花店にはないスタイリッシュなデザインなど付加価値の高い生花を提供している。

 別所さんは「タイで花は、例えば100バーツで仕入れ120バーツで売るような単純な売り方が行われている。花屋とデザインは別で、きれいなディスプレーのほとんどがデザイナーの仕事になっている」と話す。「バンコクにはデザイン的に優れたものがたくさんあるが、どうして花が野菜のように売られてしまっているのか。癒しの部分にまだ目が向いていないようだ」とも。

 「バンコク駐在員のご夫人方には、特に観葉植物の人気が高い」という別所さん。「立派なコンドミニアムに住んでいる方が多いが、家具はついていても花や観葉植物はついてないから」だという。日本人は花への関心が高く、9月からはこうした顧客の要望に応え、同店3階でフラワーアレンジメントの講習会を開講する。

 同店では、日本への「ランの宅配サービス」や「花キューピット」の対応も可能。長野の店から宅急便で日本全国へ配送することもできる。9月には茨城と栃木にも出店する予定で、別所さんは「現在は日本とタイを頻繁に往復している。いずれは上海に出店したい」(同)という。

営業時間は、平日=17時~20時、土曜=10時~18時。日曜・祝日定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース