商業施設の開発・運営などを手掛けるタナサーン・ソンバット・パッタナーは2月23日、チャトチャックのタイ国鉄所有地内に新ショッピングモール「Town Square（タウン・スクエア）」（Kamphaeng Phet 4 Road）を今年の年末に開業すると発表した。

　週末限定の市場「ウイークエンドマーケット」で有名な地チャトチャックで計画する同プロジェクト。事業費は約20億バーツ。「Everyday Shopping @The Heart of Chatuchak（チャトチャックの中心で毎日ショッピング）」をコンセプトに、地上5階建て、延べ床面積5万平方メートルの大型商業施設が誕生する。

　同社によると、長さ300メートルの建物と近代的なデザイン性の高い外装が特徴で、「小売り、卸売りの両面で地域の中心地を目指す」としている。

　施設内は、地上階にイベントスペース、コーヒーショップ、ファストフードのほか、ファッション、アクセサリー、 熱帯魚などの販売店が出店。1階にはファッション、アクセサリー、IT機器、ギフト、書店、食器類、インテリア雑貨、アンティーク、郵便局など。2階には大手銀行のほか、有名レストランやビューティー・クリニックなど60店が出店する。3階～4階は1000台が駐車できる「パーキング・ゾーン」となり、3階に2000平方メートルの広大なフードコートも設ける。

　広報担当ウタイワンさんは「現在、基礎工事を終えて地上階の工事に移ったところ。大小さまざま1000店以上が出店する予定で、今後もナイトマーケットの開発など拡張する計画がある」と話す。

　営業時間は10時～22時。