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バンコクでストリートアートの祭典開幕-19カ国のアーティストが参加

「Living Arts Festival 2013」

「Living Arts Festival 2013」

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 BTSチットロム駅からセントラルワールドプラザのZENデパートを結ぶスカイウオークで2月27日、地面をキャンバスに立体的に見えるように描いた作品を展示する屋外アートショー「Living Arts Festival 2013(リビング・アート・フェスティバル)」が開幕した。

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 ラチャプラソン交差点付近の複合商業施設やホテル、オフィスビルなどで組織するRatchaprasong Square Trade Association (RSTA)とタイ国政府観光庁(TAT)が共催する同イベント。アメリカ、メキシコ、オランダ、イタリア、ウクライナ、タイなど19カ国から、世界トップクラスのアーティストらが参加し、街に芸術的な彩りや独創性を付加することで同地区の観光促進を図るという。

 多くの観光客や地元市民らが通る会場には、約10万平方メートルのスペースを生かし、大きさ12~40平方メートルの全11作品を初日から2日間をかけて描く。これらは4Dアートと呼ばれるもので、完成すると見る方向によって浮き出たり、深く掘り込まれているように見えたりする不思議な作品。歩行者は自由に記念撮影ができる。

 3月2日・3日には、大道芸人たちがチャップリン、キューピッド、道化師などさまざまな彫像に扮(ふん)して会場に登場。時々動いては歩行者を驚かせる「リビングアートショー」も予定する。

 同イベント広報担当のスパンニーさんは「都心部での屋外アート展は今回が初めてでは。初日から2日間はアーティストが描く姿を間近に見ることができる貴重な機会」と話す。

 リビングアートショーの開催時間は10時~17時。観覧無料。3月10日まで。

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