国内の国際空港を運営するタイ空港会社(AOT)が「母の日」の8月12日、女性専用の駐車スペース「Lady Parking zone(レディー・パーキングゾーン)」をスワンナプーム国際空港の駐車場ビル3階部分に正式オープンする。
同スペースは、暗い駐車場で発生した女性への暴力事件を受けて開設したのもので8月7日から試験運用を始めた。入場は女性と12歳以下の子どもに限定し、スタッフも警備員も女性を配置することで24時間、安全と安心を確保。利用者からは好評だという。
収容台数は450台。改修費20万バーツをかけて、同フロアの壁や柱をわかりやすくピンク色に塗装。今まで暗がりになっていたコーナーに照明を増設する。現在チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハジャイの主要地方空港でも女性専用スペースをオープン。10月にはドンムアン国際空港にも、7階建て駐車場の3A~3B部分に200台分を開設を予定する。
駐車料金は一般ゾーンと同額で1時間25バーツ。