
バンコクの国立競技場(BTSナショナルスタジアム駅前)で12月20日、「ラムウォン盆踊り大会」が5年ぶりに開催される。主催はタイ国日本人会。.主催の
2年に一度開かれる同イベントはここ数年、洪水や反政府デモなどの影響で中止となっていた。ラムウォンとは日本の盆踊りのように輪になって踊るタイの踊りで、日タイの友好を深める大規模な祭りを開きたいとの思いから「ラムウォン盆踊り」の名で企画され、1987年に始まったという。
当日は櫓(やぐら)の周りを地元のタイ人と在タイ日本人が「炭坑節」や「東京音頭」、「ドラえもん音頭」、「バンコク音頭」などを一緒に踊る。会場には綿菓子やあめ細工、かき氷、ラムネなどの屋台も約30ブースが出店する。
イベントのフィナーレは約10分間の花火大会が飾る。この花火は日本の職人の指導で作られたタイ製花火で、日本にも輸出されているもの。前回も盛り上がりを見せており、同イベントの見どころの一つとなっている。日本人会では約1万人の来場者数を見込む。
開催時間は17時~21時。福引の抽選券を兼ねた入場チケットは40バーツで、同会(本館・別館)で販売中。