バンコクで「丸亀うちわ」展覧会-世界のデザイナー146人の作品が並ぶ

会場の吹き抜けを利用して飾られた約400本の「丸亀うちわ」。

会場の吹き抜けを利用して飾られた約400本の「丸亀うちわ」。

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 セントラルワールド(BTSチッドロム駅前)Bゾーン1階の特設会場で3月23日、香川県伝統の工芸品「丸亀うちわ」を日本各地や世界を巡り紹介する展覧会「FUN FAN in BANGKOK」が始まった。主催は香川県、香川県デザイン協会、日本グラフィックデザイナー協会、丸亀うちわ協同組合連合会。

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 同展は、今年1月に亡くなった日本を代表するグラフィックデザイナー故福田繁雄さんが2006年より総合プロデュースしてきたイベントで、世界22カ国146人のデザイナーがデザインしたうちわを展示、販売する巡回展。2007年にはイタリア、チェコ、アメリカ、台湾でも開催している。

 「Winds of Love」をテーマとする同展で展示する作品は、主に「環境への愛」「世界への愛」「子どもたちへの愛」をテーマにデザインしたもの。丸亀うちわにタイシルクを貼ったタイ人デザイナーによる作品も展示する。作品は販売も行い、収益の一部はユニセフに寄付する。

 会場ではオリジナルデザインのうちわ製作を手伝うブースを開設。その場でデザイン画を描くテーブルを設けるほか、うちわへの貼り込みやカットを実演で見せる。そのほか、持ち込んだデザイン画をうちわに貼り込むサービスも。

 開催時間は10時~22時。入場無料。4月8日まで。

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