セントラル・プラザ・バンナー(Bangna-Trad Road、TEL 02-635-1111)バンナー・ホールで5月27日、皇帝の料理をテーマにした食の祭典「国際フード・フェスティバル2009 『The Emperor Cuisine』」が始まった。
ヨーロッパからはイギリス、フランス、イタリア、スペイン、デンマーク。アジアからは中国、インド、韓国、日本、そしてタイと10カ国の贅(ぜい)を尽くした皇帝が食べていたと思われる料理を展示。チャイナタウンから借りてきたという1キロあたり200万バーツ相当の深海魚の浮袋や、希少なチベット産の冬虫夏草、総額10万バーツ相当という純金製の食器類も並んだ。
一方、会場内では和菓子やバーベキュー、アイスクリームのほか、すしやラーメンなどが手ごろな価格で楽しめるブース60店も並び、多くの買物客でにぎわった。
ステージでは、各国の衣装を着た女性たちが「皇帝の料理」を披露しながら登場。それぞれの民族の音楽やダンスなどのショーも行われた。
同展を主催するセントラル・バンナーGMのサティット・ウィカラーンタナクンさんは「東洋と西洋の食文化を楽しんでもらえると思う。多くの来場者があると思うので、出店してくれたフードビジネスの関係者にとっても良い機会になるのでは」と期待を寄せる。
開催時間は10時~22時。毎日12時30分と17時の2回、料理のデモンストレーションショーを行う。最終日はセントラル・デパートで1,500バーツ以上の買物客が参加でき、10組20人に「皇帝のディナー」が当たる抽選会も予定。入場無料。6月2日まで。