日本語学校の運営やタイ人の日本留学の支援を行なっているマイニチアカデミックグループは8月30日・31日、サイアムパラゴン隣パークパラゴン(BTSサイアム駅前、Rama I Road, Pathum Wan)で「ジャパンフェスタ・イン・バンコク2008」を開催した。両日、地元タイ人の他、外国人観光客、在タイ邦人など多数の来場者でにぎわった。
年1回のペースで開催されている同イベントは今回で4回目。主催するマイニチアカデミックグループによると、毎回2万人以上の来場者があり、すでに地元の若いバンコクッ子を中心に知らている存在。今年のメーンスポンサーはロッテで、国際観光振興機構(JNTO)とタイ政府観光庁(TAT)が後援する。
会場では、タイの大学による地球温暖化をテーマにしたブースや日本関連の書籍を販売するブース、やきそばや和菓子を販売するブース、浴衣姿で記念撮影をするブースなどが出展。バンコクでも日本のサブカルチャーが人気で、コスプレを楽しむタイ人来場者の姿も多く見られた。
ステージでは、J-Rockのカバーバンドの演奏や、J-POPに合わせて踊るカバーダンスコンテストが行なわれ、2日間で20を超すチームがこのコンテストに参加した。31日に行われた、日本からのスペシャルゲストとして来タイした元モーニング娘・安倍なつみさんのミニライブに、バンコク在住の日本人も多数応援に駆けつけ、会場は大いに盛り上がりをみせた。
コスプレ姿で会場を訪れていた日本語学科の学生のひとりは「衣装は自分で作った。子どものころから日本の漫画が好きで、一度日本に行ってみたい」という。「このイベントには必ず来ている」とも。