バンコク市内にジャングル登場-エンポリアムの緑化キャンペーンで

エンポリアム前に造られたジャングル。

エンポリアム前に造られたジャングル。

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 エンポリアム・ショッピング・コンプレックス(BTSプロンポン駅前)のエントランス前広場に10月6日、同店の運営会社ザ・モール・グループが進める緑化キャンペーン「Flora & Fauna Exotica : King of Jungle」のためのジャングルが登場した。

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 同キャンペーンは今月8日から始まる地球環境対策の一環で進めるもので、ショッピング環境の一部オンライン化を進めることで、販売店で消費するエネルギーを削減し、環境問題の改善に貢献しようというもの。緑化の推進とともに絶滅危惧(きぐ)種の保護も呼びかける。同イベントのため、年間マーケティング予算の10分の1にあたる2億バーツを投じた。インターネットのショッピング・サイトの開始は来年1月を予定する。

 仮設ジャングル内では、ライオン、ホワイトタイガー、シカの一種のルサディア、オオミミギツネ(Bat-Eared Fox)、満開に咲くプロテアの花など珍しい動植物を公開し、アフリカ旅行気分で盛り上げながら、展示するサインボードの説明で環境問題を訴える。

 観葉植物などでディスプレーする館内G階では、天然資源環境省がブースを出展。東南アジアでは一般的で、明るい黄色い花をつけるカラモナの木、ホワイトチーズウッド、アカシアの木、ネムの木の一種チャムチュリーなど10種類の苗木1万本を用意。希望する来場者1人に1本ずつ配り、植林を促す。

 1階に出店する郵便局のブースでは、その場で撮影した写真をプリントして作る同イベントオリジナルの記念切手を139バーツで販売する。

 開催時間は10時~22時。今月18日まで。

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