ANAは6月24日、10月の羽田空港再国際化に合わせて国際線5路線の新規開設し、10月30日のバンコク発羽田行きのフライトから「羽田~バンコク」便を1日1便就航すると発表した。
新設された路線はほかに、羽田=ロサンゼルス、ホノルル、シンガポール、台北(松山)の4路線。都心からの交通アクセスが良く、国内線との乗り継ぎも便利な羽田空港からの就航で、現在就航中の成田発着便と併せて利用者の選択肢がさらに広がり、ビジネスや旅行者の利用が期待される。
運航ダイヤは、NH173=羽田発0時30分→バンコク着6時、NH174=バンコク発22時40分→羽田着翌6時30分。羽田便は10月31日から運航開始予定。機材はB763ER、ビジネスクラス=35席、エコノミークラス179席で、チケットの販売開始は7月1日を予定する。
ANAバンコク支店の和田潤支店長は「同便新設により日本へは3便体制になり、日タイ間の旅客流動の拡大に寄与できることを期待している」と話す。「現在の成田便は例えばアメリカへの乗り継ぎに便利。羽田便は国内へネットワーク乗り継ぎで利便性が高く、早朝着であるため早い時間帯に各地に移動ができる。両便をうまく使い分けいただければ」とも。