バンコク在住の納豆愛好家、日本人会レストランで「試食会」開く

日本人会のレストラン「The」Japan」の粒が大きめな納豆

日本人会のレストラン「The」Japan」の粒が大きめな納豆

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 納豆好きのバンコク在住日本人による「バンコック納豆愛好会(BNA)」は8月25日、タイ国日本人会本館のレストラン「The Japan」で「うわさの納豆試食会 in ザ・ジャパン」を開催した。

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 会員同士の親睦を深めるために月1~2回、不定期に開かれる同会。メニューに納豆のあるバンコク市内の飲食店に集まっては、納豆の薬味や混ぜ方、おいしい食べ方などのうんちくを語り合いながら酒を楽しむ。

 同会会員の「ここが一番!という納豆を教えてください」というツイッターでの呼びかけに、「当店の納豆は大粒で、産地直送」と同店が名乗りを上げたことをきっかけに、この日の会場が決まった。

 会員は飲食店などの自営業のほか、日系企業の駐在員など10人。参加者には自家製納豆にこだわって自宅で手作りを趣味にする熱心なマニアも在籍する。

 同店の納豆(40バーツ)について、「日本ではあまり見かけなくなった大粒がそそる」「安価だが味がしっかりしているので驚いた」など、会員の多くが高い評価を与える。「においも気にならないほど発酵段階が浅めで、大豆らしさが楽しめる」ことが特徴だという。

 手作り納豆を作っては友人に配っているという落合健二さんは「ちまたでは小粒系納豆が主流で、日系スーパーの陳列棚の商品の多くは日本からの輸入品。冷凍であっても日本産はどれも味はおいしいが、タイ国産もかなりの実力だとわかった」と話す。

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