バンコクに「忍者屋敷」がテーマのレストラン新店-本格和食をコースで

巻物型のメニューを手にする忍者姿のスタッフ

巻物型のメニューを手にする忍者姿のスタッフ

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 フォーウィングスホテルの並びに10月27日、忍者屋敷をモチーフにしたテーマレストラン「NINJA HOUSE HERO」(Soi Sukhumvit 26、TEL 02-392-6073)がソフトオープンした。

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 設定は「500年前の忍者村」という同店。バンコクの駐在員には接待向きの日本料理店として知られる創業43年の菊水グループが運営する。「日本の心を料理とともに伝えたい」として、タイ人や外国人をメーンに、これまで料亭で培った味をエンターテインメントとともに提供する。

 入店の際は、暗闇の奥に見える照明が演出する炎へ向かって進む。足下の炎の上に降りてくる踏板を渡り店内へ。内装は黒で統一し、1階には4人掛けのテーブル6卓、2人掛けのテーブル4卓を設ける。2階には30人までの団体客も対応できる個室を用意。忍者姿のスタッフが「~でござる」など、侍風の言葉で接客を行う。

 献立ては同グループ・フードプロデューサーの高橋さんが担当。主なメニューは「風のコース」「雲のコース」「火のコース」(1,200~2,500バーツ)で、このほかに「ベジタリアンコース」(800バーツ)やアラカルトメニューも用意する。日本でも話題を集めている古代米を使ったり、結晶も見える雪で盛り付けたりするなどの工夫も。2カ月に1度、コース内容を替えていく。

 上野社長は「厨房は菊水が育てたタイ人料理長のアネクに任せる。海外の大使館でも料理長を務め、表彰も受けているシェフで腕は確か」と話す。「お客さまには、今日は『おいしい食事をしたな』という実感や満足感を持ち帰ってほしい」とも。

 営業時間は暮六つ時(くれむつどき=17時)~深夜。グランドオープンは11月6日・7日で、ソフトオープン期間中は特別メニューを提供している。

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