「アユタヤ世界遺産の祭典」開催迫る-寺院でライト&サウンドショーも

  • 0

  •  

 アユタヤ歴史公園(アユタヤ県)で12月10日、年末の恒例イベント「アユタヤ世界遺産の祭典2010(Ayutthaya world Heritage and red Cross Fair)2010」が開幕する。アユタヤ県庁とタイ国政府観光庁(TAT)による共催。

[広告]

 ユネスコの世界文化遺産登録から20周年を迎えた同遺跡。TATによると、「昨年の1日当たりの訪問者数は推計2万~3万人」だという。

 会場では、「タイ料理コンテスト」「タイのカントリーソングコンテスト」、県内の16の市町村から1村1品運動(OTOP)で生産した商品を販売する即売会を展開するほか、水辺ではアユタヤの名物にもなっている「クイッティアオルア(船の麺の意味)」や伝統的な菓子などを販売。「ポットドゥアン」と呼ばれる古代の貨幣のレプリカを使っての買い物を楽しむ。

 イベントのハイライトは夕方からで、伝統衣装にアユタヤラジャパット大学の学生約350~400人も加わりマハタート寺院を幻想的に演出する「ライト&サウンドショー」が行われる。

 TATアユタヤ事務所PR担当のチャダーラット・ドゥアンマニーさんは「1年で最も過ごしやすい季節。アユタヤの歴史の深さを感じに足を運んでほしい」と話す。

 ショーの開催は、月曜~木曜=19時30分~、金曜・土曜・日曜=19時~と20時30分~の2回公演。入場料は200バーツで、アユタヤ県庁、TATアユタヤ事務所で販売する(タイチケットメジャーでは、イヤホンによる音声ガイド付きチケット=500バーツも予約可能)。今月19日まで。問い合わせはTATアユタヤ事務所(TEL 035-246-076)まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース