ゲーテ・インスティテュート(Soi South Sathorn 1 タイ・ドイツ文化センター内)で来年1月10日、日本人による2台ピアノコンサート「A Jazzy Night in Bangkok」が開催される。
出演するのは、幼いころからピアノの英才教育を受けてきたというピアニスト益子徹さんと西原昌樹さんの2人。初の海外公演の地バンコクで、2年連続の2回目の公演となる。前回はバッハ、モーツァルトのクラシック、日本の童謡などを披露。バンコク在住のさまざまな国の音楽ファンから喝采(かっさい)を浴びた。
今回は、ガーシュイン(T. O. リー編曲)の「HE LOVES AND SHE LOVES」、ジョップリン(ジャノー編曲)の「エンタティナー/ストップタイム」、ウィリアム・グラント・スティルの「サマーランド」、中根裕子さんの「サクラ貝の唄/竜神のバラード」など、ジャズやボサノバ作品をアメリカ、フランス、アルゼンチン、オーストラリア、日本と世界各地から、時代も幅広く取り上げる。
マネジャーの川崎文彰さんは「2台ピアノ作品は残念ながら、日本では聴く方も演奏する方も楽しむ機会が少ないが、実はたくさんの作品がある。バンコク在住の方にはぜひこのチャンスに足を運んでほしい」と話す。「前回の公演の様子をユーチューブにアップしたところ、海外からの問い合わせや演奏の依頼、楽譜の提供など思いのほか反響があり驚いた」とも。
開演は20時。入場料は500バーツ(学生は半額)。チケットはサイアム・ディスカバリー5階のロビンソン・ピアノ・ショールーム(TEL 02-658-1080)で予約できる。