バンコク近郊の日本人町で「シラチャ日本祭り」-来場者1万人、盛況に

もちつきも行ったもちの屋台

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 バンコクから車で約1時間、チョンブリ県シラチャ市の海岸沿いのスカパープ公園で12月18日、タイチョンブリ・ラヨーン日本人会(CRJA)とシラチャ市共催による「第2回・シラチャ日本祭り」が行われ、地元に住む多くの日本人やタイ人でにぎわいをみせた。

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 シラチャ周辺には日系企業が進出する工業団地が点在し、市内中心部の半径1キロにはほとんどの入居者が日本人駐在員というコンドミニアムが密集。日本人を対象とした食堂や居酒屋、カラオケ店なども多い。昨年4月には同地区に住む日本人の子息を対象に、泰日協会学校シラチャ校が開校するなど日本人町を形成している。

 夕方から始まった祭りのステージでは、フラダンスチームが夕日をバックにハワイアンを披露。日タイ混成チームによるHIP HOP ダンスやタイの児童による伝統舞踊など、南国の海の町や日タイ友好を演出するアクティビティーで盛り上がりをみせた。

 このほか、北海道から駆け付けたヨサコイソーランチームのパフォーマンスや琉球アーティスト・下地健作さんによるコンサートも。日タイコラボユニットのスイートバケーションも登場。タイポップライブで華を添えた双子アイドルユニットのネコジャンプは開会式で浴衣姿も披露した。

 会場内には、日本人経営の飲食店や日系企業が中心に縁日を再現。なじみのたこ焼きや金魚すくい、くじ引きなど約100軒が出店。タイ人の来場者も日本の祭りを楽しんだ。

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