セントラル・ワールド7階SF World Cinemaで1月6日、世界の巨匠、故・黒澤明監督の生誕100周年を記念した「黒澤明生誕100周年記念映画祭(Akira Kurosawa 100 Years Retrospective)」が開催される。主催は国際交流基金。
韓国、フィリピン、インドネシアに続いて開幕する同映画祭。タイの後は、マレーシアへと続くなど、アジア地域限定で巡回。各地で代表的な作品を英語字幕付きで無料上映する。
オープニングは「羅生門」。同作品は1951年のベネチア映画祭で日本映画として初の国際グランプリを受賞、続いて1952年にアカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞し、黒澤監督が「世界のクロサワ」として一躍脚光を浴びることになった作品。
そのほか、「姿三四郎」(1943年)、「七人の侍」(1954)、「蜘蛛巣城」(1957年)、「どん底」(1957年)、「用心棒」(1961年)、「椿三十郎」(1962年)、「まあだだよ」(1993年)など、タイでは全25作品を連日上映する。
上映スケジュールは国際交流基金バンコク日本文化センターのサイトで確認できる。来年1月19日まで。