バンコクから北東へ約300キロ、ナコンラチャシマ県シーキウ町の「ラーイメーティム」農場で3月12日、日本ブランドのクラシックバイク愛好者が集うイベント「第7回ジャパン・クラシックバイク・パーティー（Japan Classic Bike Party Vol.7）」が開催される。

　タイランド・クラシック・マガジン社が主催する毎年恒例の同イベント。初開催の7年前の参加者は800人ほどだったが昨年は1万人を動員。タイで最も規模の大きいクラシックバイクのイベントに成長した。

　同イベントでは1960～70年代に製造された40年物のバイクをクラシックバイクと定義。日本車をメーンにタイ全土から愛好者が絶版車、名車とともに集結する。参加者は「日本の名車部門」「日本以外のブランドの名車部門」「レトロコスチューム部門」「ミス・同乗者部門」などのコンテストで賞金を懸けて競い合う。

　会場にはバイク用品、コレクターズアイテム、土産物を売るブースや飲食店約50店舗が並ぶほか、常設の観覧車では会場からの景色を一望できる。

　主催者のPR担当者は「会場は最新のバイクならバンコクから3時間程度の場所だが、約10時間かけて愛車（クラシックバイク）を運転して来場するライダーもいる」と話す。「前日から会場入りする気の早い参加者も多い」とも。

　開催時間は15時～翌2時。入場料は120バーツで、HONDA CL400が当たる抽選券が付く。