バンコクのカジノレストラン、人気に-女性実業家3人がプロデュース

「カジノ・ロワイヤル」の店内

「カジノ・ロワイヤル」の店内

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 幽霊屋敷をテーマにした複合商業施設「マンション7(The Mansion 7)」(Soi Ratchadapisek 14)内に出店中のカジノレストラン「カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)」(TEL 02-275-0900)が現在、タイの若者の人気を集めている。

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 特に人気を呼んでいるのは「ハッピーアワー」と称して毎日21時から1時間限定で行われるカジノタイム。タイでは公営宝くじや競馬など一部を除いてギャンブルは法律で禁止されているため金銭や品物を賭けることはできないが、店内のスロットマシンやカード、ダイスを使ったゲームなどでカジノ気分を体験することができる。

 同店は昨年末、中華料理店経営のキンカンさん、ブティック経営のピムパンさん、ケータリング会社経営のピムラーオさんの3人の女性実業家が共同で出店した。店内には2人掛けのテーブル11卓、6人掛けのテーブル3卓の計40席を設ける。内装は「エレガントで楽しそうなムードを重視した」とし、黒の水玉やチェッカー模様のタイルを多用。「3Dの映画作品『不思議の国のアリス』に触発されたデザイン」だという。

 厨房ではアメリカで10年以上の経験を持つタイ人シェフが腕を振るう。主なメニューは、チーズと特製ソースをトッピングしたフレンチフライ「アニマル・フライ」(110バーツ)、いったタラコにみそで食べる「ブラックコッド・ウィズ・ミソ」(350バーツ)、カリカリに揚げたカモ肉にチェリーソースで食べるフランス料理「ダック・コンフィ」(300バーツ)、和風の「エビコ・パスタ」(250バーツ)などで、イタリアンをメーンに多国籍フュージョン料理を提供する。

 デザートではバニラアイスをストロベリーソースとホットチョコレートソースで食べる「チョコレート・ラバ」(180バーツ)が人気。「カジノ・ロワイヤル・パンチ」(120バーツ)、「ラズベリー・レモン・ドロップ」(200バーツ)、甘酸っぱい「ミドリ・サワー」(220バーツ)など多彩なオリジナルカクテルも用意する。

 現在、利用額1,000バーツごとに、次回来店時に使える500バーツのバウチャーが当たるラッキードローも実施している。

 副店長のアピチャーさんは「ムードだけでなく料理も楽しめる。3カ月ごとに新メニューを投入している。今後も退屈させない工夫を凝らしていく」と話す。

 営業時間は12時~24時、金曜~日曜・祝日=12時~翌1時。

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