バンコクで「ドールマニア」-被災者救済オークションも盛況

オークションなどで盛り上がりを見せた会場

オークションなどで盛り上がりを見せた会場

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 セントラルプラザ・ラマ3(Rama 3 Road)で7日間にわたって開かれていた人形愛好家のためのイベント「ドールマニア(Doll Mania)2011」が10月31日、連日多くの若者でにぎわいを見せ、盛況のうちに閉幕した。

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 今年で4回を数える同企画。ダル(Dal)、テヤン(Taeyang)、フーリップ(Pullip)といったリアルな造形が「売り」の人形から、ディズニー、サンリオのキャラクターやドラえもんのぬいぐるみまで、国内から約30ブランドの人形が集められ展示・販売。人形のメーキャップのワークショップなども開かれた。

 今回のコンセプトは「ビューティー・モンスター」。ハロウィーンをテーマに装飾した会場には、総額250万バーツを超す希少なコレクションも展示され注目を集めた。このほかゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)と呼ばれるファッションを楽しむドールマニアの姿も見られた。

 30日にはチャリティーオークションも開催。シンガーや女優などタイの有名人から提供された人形を出品。競り落とされた人形の合計額は17万204バーツに上り、全額タイ赤十字へ寄付。タイの大洪水の被災者支援に充てた。

 主催した同店の広報担当チナパーさんは「今年も数多くの限定品が集まり、ファンにはとても注目された。オークションに大切なコレクションを提供いただいた方、参加いただいた方にお礼を言いたい」と話す。

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