チャオプラヤー川沿いの港の倉庫跡地(Charoen Krung Road)に来年4月、ハーバー、土産物店、レストラン、パブなどを一体化させた新スタイルのショッピングモール「ASIATIQUE THE RIVERFRONT(アジアティーク・ザ・リバーフロント)」がオープンする。
テーマは「フェスティバル・マーケット&リビング・ミュージアム」。ラマ5世王の統治時代にはビジネスの中心地として繁栄していたといわれるチャルンクルン地区の30ライ(1ライ=400平方メートル)の広大な敷地に、コロニアル様式のレトロな街並みを再現。タイの若者や外国人観光客をターゲットにした夜景が楽しめる夜型プレイスポットを目指す。
土産物店、タイ古典人形劇で有名な「ジョールイス人形劇場」、バンコクを代表するニューハーフショーの「カリプソキャバレー」などが開業する観光客向けの「チャルンクルンエリア」、2,000平方メートル以上の屋外レクリエーションエリアや約40店のレストランゾーを持つ「ダウンタウンエリア」、1500店以上のショップやレストラン、パブなどが並ぶ「ファクトリーエリア」、チャオプラヤーの雄大な流れをパノラマで望む「リバーサイド」など4つのエリアが来場者を楽しませる。
12月23日~1月15日には5000平方メートルに及ぶ「ハーバー・マーケット」が限定オープン。多数のブース型ショップが出店し、ビールやワインなども提供する。花火で祝うカウントダウンパーティーやライブコンサートなどプレオープンイベントも開催。バレンタインデーの企画も実施を予定する。
同プロジェクトPRマネジャーのチッタヤーさんは「現在施設は70%以上が完成している。今後オープンまでの間、さまざまなイベンを通じて『リバーフロント』の魅力を紹介していきたい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。プレオープンイベントの詳細はサイトで確認できる。