タイ王妃誕生日を前に僧侶1万人以上が中華街で平和の祈り

バンコクの中華街「ヤワラート」に集まり平和を祈る1万人以上の僧侶

バンコクの中華街「ヤワラート」に集まり平和を祈る1万人以上の僧侶

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 王妃誕生日を目前にした8月9日、朝7時より1万人以上の僧侶がバンコクの中華街「ヤワラート」のメーン通りであるロータリーからグランドチャイナプリンセス・ホテルを歩き、王妃の誕生日を祝うとともに、タイの平和に祈りを捧げた。参加者の多くは独立問題などを抱えるタイ南部の僧侶たちだという。

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 タイで8月12日は王妃誕生日。国民はこの日を「母の日」と呼ぶ。王妃や王様の誕生日前後には、仏教の暦上の良い日を選び、さまざまな祝いのイベントが全国各地で催されるが、1万人以上の規模で僧侶が集まったのは今回が初めてだという。

 ヤワラート地区周辺では、看板で事前にこのイベントの告知がされたため、僧侶以外にもたくさんの仏教徒の一般市民がヤワラートの沿道に集まった。普段は6時ごろが托鉢(たくはつ)の時間とされ、タンブン(徳を積む)するために食事や飲み物が一般市民より僧侶に渡されるが、この日は、調理されていない食べ物や、飲み物、お布施をお願いする旨、できるだけ白い服の着用を勧めることを知らされていた。

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