ヤマト運輸(東京都中央区)が4月17日から、日本発タイ向け一貫保冷小口輸送「国際クール宅急便」の販売を始める。
タイで近年、日本食人気、国民の健康志向が高まる中、安全性が優れている高品質な日本食材を求めるニーズの高まりを受けて、沖縄県、ANA Cargoと連携し沖縄国際物流ハブを活用する同サービス。
輸送対象はバンコク全域。利用対象者は、ヤマト運輸と契約し送り状発行システムを利用できる法人。最短で発送日の翌々日に配達が可能になる。タイ現地では今年1月にタイ国内の宅急便サービスを開始したグループ会社SCG Yamatoが配送業務を行う。
同グループではタイ国内での届け地域の拡大や、日本を含めた宅急便展開国同士の荷物の動きを活性化させ、「アジアNo.1の流通・生活支援ソリューションプロバイダー」を目指す方針という。