施設の改装工事を進めていたショッピングモール「サイアム・センター(Siam Center)」(BTSサイアム駅前)が1月11日、予定より約1カ月遅れてリニューアルオープンした。
創業以来40年で最大規模という改装の総工費は約10億バーツ。「ニューヨークのソーホー地区からインスピレーションを得た」という装飾・デザインは現代的で、ここからアートやファッション、テクノロジー、ライフスタイルなど、最新の流行を発信するとしている。館内に設置したLEDスクリーンやフラットディスプレーは500台以上に上る。
改修にさらに8億バーツを投じたというテナント部分は、海外の有名ブランドの旗艦店、化粧品やアクセサリーのショップ、タイ国内のトップデザイナーらが出店するウブティック、レストランなど出店数は200を超える。
広報担当のシリトーンさんは「これまでのサイアムセンターのムードを一新した。『Ideaopolis(アイデアポリス)』というコンセプトで、さまざまなジャンルの流行を発信する街に見立てた。タイ人だけでなく外国人にとっても刺激的な場所では」とアピールする。
営業時間は10時~22時。