タイ旧暦の新年迫る-各地で「ソンクラーン」のイベント始まる

仏像を水で清めるタイの仏教徒。

仏像を水で清めるタイの仏教徒。

  • 0

  •  

 チャクリ王朝記念日による連休明けの4月7日、タイの旧正月が目前に迫ったバンコクでは、大型ショッピングセンター内に清めの水がディスプレーされるなど、各地で「ソンクラーン(Songkran Festival)」のムードが高まってきた。

[広告]

 タイのもっとも暑い季節に迎える「ソンクラーン」は、タイ人にとっては大切な祭事の一つで、水で仏像や清めたり、肩口から水を掛け体を清める伝統的な宗教行事となっている。互いに水を掛け合ううちにエスカレートすることから別名「水掛け祭り」とも呼ばれる。

 同祭りは南国気質たっぷりでにぎやかな一方、この時期交通事故が多発するため、先週の閣議では期間中の酒類の販売禁止を検討したほど。ただ、景気が低迷する中、酒類販売禁止案は景気に影響すると見送られた。

 各地のスケジュールは以下の通り。バンコク=10~15日、ノンカーイ=(タイーラオス・ソンクラーン)11~15日、アユタヤ県=4月12~14日、スパンブリー県=12~14日、サムットプラカーン県=4月17~20日、コンケーン県=8~15日、チェンマイ県=12~15日、ナコンシータマラート県=11~15日、チョンブリー=13~21日、ナコンパノム=2009年4月12~15日、ハジャイ県=月10~13日、スコータイ県=12~14日、プーケット県=10~13日など。

 チェンマイやパタヤではこの時期に合わせてさまざまな伝統行事やミスコンテストなどのイベントが開催され、祭りを盛り上げる。

 ソンクラーン・デー(祝日)は4月13~15日。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース