バンコクで恒例「サイエンス&テクノロジー・フェア」開幕

係員の指導を受けながら実弾を使わないM16の射撃訓練システムを体験するタイの児童たち。

係員の指導を受けながら実弾を使わないM16の射撃訓練システムを体験するタイの児童たち。

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 国内最大級の展示会場「インパクト・ムアントンターニー」のHall 2~8(Muang Thong Thani)で8月10日、恒例の科学技術イベント「National Science and Technology Fair 2009」が開幕した。主催はタイ国科学技術省。

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 30回目の開催となった同展の開会式には、今年もシリントン王女殿下がご参列。会場内の約100ブースを熱心に見て回られ、時折展示物について質問したり、メモをとられていた。

 午後には一般公開が始まり、バンコク近郊の児童や生徒ら多数の子どもらが見学。国内で新型インフルエンザの感染者が増加しているためか、感染予防用のマスクを着けた生徒の姿も多数見られる。

 4万2,000平方メートルの会場には、タイから科学技術省など7省、21大学から34機関のほか、多くの民間企業が出展。海外からも10の機関が出展した。期間中、約120万人の入場者を見込む。

 日本から出展していたシューサン(本社=千葉県白井市)スタッフのノイさんは「王女殿下から補虫器について質問を受けたので、虫が好む光の波長について説明させてもらった。日本のテクノロジーに関心がおありのようだった」と振り返る。「説明はとても緊張した」とも。

 公開時間は9時~20時。入場無料。今月23日まで。

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