日本政府観光局(JNTO)バンコク観光宣伝事務所が専用サイトで募集している「Visit Japan フォトコンテスト」の応募作品が、12月上旬時点で応募作品が1,300枚を超え、関係者らにうれしい驚きを与えている。
観光庁では、「YOKOSO! JAPAN」をスローガンに外国人の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)」を行ってきたが、最終年となる2010年を「Visit Japan Year」と位置付け、訪日観光プロモーションを強化中。同コンテストはVJCと連携して、JNTOバンコク事務所が展開する。
テーマは「わたしが日本で撮ったお気に入りの写真」と「タイで見つけた日本、わたしのお気に入りの写真」。日本に行ったことがない人でも気軽に参加できるようにした。JNTOでは「タイ人を対象としているが、日本人にとってはタイの視点を通し『日本』を再発見するチャンスでは」としている。
両テーマの最優秀作品受賞者には、VJC親善大使を務める女優のティックさん(タイの3チャンネルの人気旅行番組「Say Hi!」の元リポーター)と一緒に日本行くツアーペア招待券を贈るほか、協賛企業から計150本以上の豪華賞品を用意する。
サイト内の投稿写真に投票するとプレゼントが当たる「月間賞」や、サイトに登録した人に抽選で「日本行き往復航空券ペア1組」のほか多数の賞品プレゼントも用意。登録者先着1万4,000人にもれなく記念品も進呈する。
同キャンペーンの支援活動を行うイベント会社「泰人(タインチュ)」の吉村昭雄さんは「予想以上の数の作品が集まりうれしいが、審査が大変そう」と不安をのぞかせながらも、「知り合いのタイ人がいたら同コンテストについてどんどん知らせてほしい」と笑顔をみせる。
開催期間は来年1月31日(写真投稿締め切り)まで。結果は2月28日、シリキット会議場のTTAA旅行博内ステージとホームページ内で発表する予定。問い合わせはJNTOバンコク事務所(TEL 02-233-5108)の天野さんまで。