バンコクの日本人経営の出版社、日本の漫画のタイ語版を出版

「サイアムヘーハー・コミック」のシンボルマーク。

「サイアムヘーハー・コミック」のシンボルマーク。

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 タイ・パルネット・コミュニケーション(本社=Sukhumvit Road、TEL 02-653-2442)は1月28日、日本の漫画作品をタイ語版で発行するコミックシリーズ「サイアム・ヘーハー・コミック(Siam Heha Comic)」を立ち上げた。

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 同社は人材紹介、翻訳、通訳派遣を行う一方で、数字を使ったパズルの「数独」や「計算帳」など、教育関連の書籍をタイ市場向けに発行し、販売も手がけている。同社によると「今後は、総合出版会社へと成長させたい」としている。

 「サイアム・ヘーハー・コミック」の「ヘーハー」とは、日本の「ハハハ(笑い声)」に相当するタイ語の表現で、「タイに笑い通じて幸せを!」という思いを込めて名付けたシリーズ名だ。

 第1弾として発行するのは、日本でも話題を集めたコミック版「ミニスカポリス(全9巻)」(岡田正尚さん作)。年内はこのほか、女性向けの作品を中心に、6月までに7タイトル、6月以降も4タイトルの発行を予定する。

 同社の前田千分社長は「漫画以外にも、さまざまな書籍を販売している。タイの方々が笑顔になり幸せになる日本の優良作品を紹介していきたい」と意気込む。

 同作品はB6判、モノクロ167ページ。1冊45バーツ。タイ全国の書店で販売中。

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