国立競技場前(BTS国立競技場駅前)フットサルグランドメーン会場で11月29日・30日に開催予定の「2008バンコクよさこいカーニバル」への参加チーム募集が9月上旬より、始まった。
同イベントは高知県発祥の人気イベントで、日本全国90カ所以上で開催されている「よさこい祭り」のバンコク版。自由な音楽やダンススタイルが特徴で、近年海外にも「YOSAKOI」の輪が広がりを見せている。バンコクでは国立競技場前フットサルグランドをメーン会場に、ウィークエンドマーケット、ルンピニーナイトバザール、セントラルワールドなどのサブ会場を合わせ4カ所を移動しながら開催することが決まっている。
実行委員会の森岡さんは「よさこいの良いところは宗教性がないところ。だから人種も開催する地域にも左右されない。陽気なタイ人、いろいろな国の人が多く住むバンコクにぴったりだと思う」と話す。「初めての開催で準備にいろいろと苦労する面もあるが、予想していたよりもタイからの参加申し込みがあり驚いている」とも。
募集に当たり、タイ人にもわかりやすいように作られたプロモーションDVDを用意。自由なダンスが人気の「よさこい」だが、初めて参加するタイ人チームのために、プロの振付師が考えたタイ人向けのダンスを用意し、ダンス指導の支援も行う。
「高知商工会議所やタイ政府観光庁に後援してもらっているほか、多くの人から期待されている。誰でも楽しめる祭りに育てたい」という森岡さん。将来は、「よさこいが、タイ人の手でタイ各地に広がるようになってほしい」と期待を寄せる。
問い合わせは事務局(TEL 02-392-0850)まで。