日本の人気作品を集めた漫画雑誌「JIRO」、タイ語で創刊

少年漫画雑誌「JIRO」

少年漫画雑誌「JIRO」

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 ネーション・マルチメディア・グループ傘下の出版社「ネーション・エデュテインメント(NED)」(Bangna-Trad Road、0-2338-3333)は10月16日、日本の人気漫画作品を連載する少年漫画雑誌「JIRO」を創刊した。

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 同社では1994年より、主に集英社から刊行されたコミックスをタイ語に翻訳し出版している「Boom」(A4判、40バーツ)を毎週土曜に発行。書店での販売以外に、毎週デリバリーされる登録客が5,000人を超す人気がある。

 JIROはBoomの「弟分」に当たる、ことから「二郎(または次郎)」の意味を持たせると同時に、「路狼(じろう=Way of Wolf)」の意味合いも込めて、表紙にオオカミのシンボルマークをあしらう。

 Boomが「週刊少年ジャンプ」をベースにしているのに対し、JIROはさまざまな出版社から発刊されたコミックから作品を集めているのが特徴。サイズもA5判とし、毎月1日・16日の2回発行する。

 創刊と同時に連載が始まった作品は、テレビアニメですでに人気の「クレヨンしんちゃん」、少年サンデーの連載中の「AR∀GO-ロンドン市警特殊犯罪捜査官」(新井隆広さん作)、ウェブコミック配信サイトクラブサンデーで連載中の「いつわりびと◆空◆」(飯沼ゆうきさん作)など計6作品。このうち2作品はタイ国内未発表作品とあり、漫画ファンの注目を集めている。

 価格は45バーツ。

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