ザ・モール・バンカピのBBCホールで11月20日、タイの子どもたちを対象にした料理コンテスト「ハインツ・ジュニア・シェフ（HEINZ Junior Chef）2010」が開催される。ハインツ・ケチャップのタイでの製造会社ウィンチャンス・フーズとタイランド・レストラン・ニュースの共催。

　タイの子どもたちの料理技術向上や才能を引き出すことを目的に開かれる同コンテスト。8回目の開催となる今回も、タイ調理師協会やスワン・デュシット・ラジャパット大学など多数の企業や団体が協賛する。

　エントリーは、「小学生高学年の部」「中学生の部」「高校生の部」の3部門。各校から参加者1部門1人に限定する規定を設け、多くの学校からの参加を呼びかける。

　予選では参加者が「トムヤムクン」「カイヤッサイ（タイ風オムレツ）」「クイッティアオ（米製のタイ式ヌードル）」などハインツが用意する8種類のメニューから得意なものを選び、40分の制限時間内に調理する。仕上がった料理と料理人の顔写真を見て来場者が投票する。

　最終ラウンドでは、小学生高学年の部＝100人、中学生の部＝50人、高校生の部＝50人に絞り、制限時間30分で「カオパット（チャーハン）」を調理する。審査員は味や仕上がり、手際の良さなどをポイントにして審査。賞金総額は10万バーツ以上で、各部門の優勝者には1万バーツの奨学金やトロフィー、記念品などがソムサワリー王女から贈られる。

　ウィンチャンス・フーズ社ゼネラル・マネジャーのブーンソン（Boonsong Sanguanworapong）さんは「タイ全土から将来のシェフたちが集う、楽しくエキサイティングで重要なイベント。参加者にはソムサワリー王女から奨学金を受け取る栄誉を目指して頑張ってほしい」と話す。

　開催時間は9時～17時。