チャオプラヤー川に架かるラマ9世橋で3月5日、国内最大級の花火大会「アサヒスーパードライ・ミュージカル・フィイアワークス・花火と音の共演2011」が開催された。タイ政府観光庁と大手ビール販売会社ブンロードの共催。
約6,600の観覧席が来場者で埋め尽くされた同花火大会。ラマ9世橋を通行中の自動車から、川沿いの並ぶホテル群の多くの宿泊者らも鑑賞して、美しい花火に歓声を上げた。
ショータイムは約45分。タイ屈指の花火職人で、1994年のノンカイ、1996年のヤソトーンの両コンテストで優勝経験があり、2003年にベルギーで開かれた国際花火コンテストで優勝を飾ったことのあるサラウット・タイサップさん、花火の大きさでギネスブックにも登録されている小泉欽一さん、ベルギー、ドイツ、中国など花火の国際コンペで優勝経験のあるグラハム・ウィキンソンさんらの作品が披露された。
放射状の光と幻想的な音が織りなす「日本の四季」をテーマにした作品は、大きな拍手に包まれた。
今月12日にはチェンマイのナワラット橋でも開催を予定する。開始は18時30分。観覧無料。