サイアム・ディスカバリーセンターの6A階・7階に4月1日、国際標準仕様の本格スケートリンク「アイス・プラネット」が、6月の公式開業に先駆けてソフトオープンした。
投資額約1億8000万バーツ、総面積1,900平方メートル超という同リンクの規模はバンコクでは最大級。国内にアイススケートを競技スポーツとして根付かせると同時に、国際スケート連盟や各国の連盟と連携を取りながら、フィギュアスケートの国際大会やメジャートーナメントの誘致も目指す。
同時に開校した国内初のフィギュアスケート・アイスホッケー・スクールには、海外からスケートの指導団体PSA(Professional Skaters Association)の指導者や世界的に有名なディズニーオンアイスのチーム・メンバーをコーチに招聘(しょうへい)。子どもたちに基礎から高度なレベルまで教える。
同リンクでは、平日は1日1,000人、週末は2,000人の利用者を見込んでおり、スペースの一部をバースデーパーティーなどのプライベートイベントにも貸し出すとしている。
運営会社アイス・プラネット・タイランドのスティーブン(Tanakorn Kalayanamit)CEOは「スケートは競技として、芸術性を表現できるスポーツとして世界的に人気が高まっている。子どもや若者たちに支持を得られると思う」と話す。「仕事後のエクササイズやストレス発散、家族で楽しく過ごしてほしい」とも。
営業時間は10時~22時。ソフトオープン中の入場料は1時間30分で250バーツ。公式開業後は、平日=同250バーツ、週末=280バーツ。