「タイ国日本人会」(92/2 North Sathorn Road、TEL 02-236-1201)は10月27日、11月13日に予定されていた「文化祭」と12月27日に予定されていた「日タイ交流ラムウォン盆踊り大会」の開催を洪水被害の影響で充分な準備・対応ができないことなどを理由に中止すると発表した。
ビジネス街のサトーン通りに日本人会館(本館)、邦人駐在員の多く住むスクムビット地区に日本人会別館を開設している同会。バンコクでは週末に大潮を迎えるためさらに警戒が必要と呼びかけられていることから29日・30日は「洪水の状況を考慮し、両館とも(臨時)閉館し、31日も状況次第では閉館することもある」としている。
なお本館レストランとして入居する日本料理店「ザ・ジャパン」は通常通り営業。「周辺にはオフィスビルが多く、企業に務める従業員や日本人に対応するため、今後もできるだけ営業を続けたい」(店主のルディーさん)としている。
また、主にタイ東部地区の日系企業で組織する「チョンブリ・ラヨーン日本人会(CRJA)」も10月28日、11月26日・27日に開催を予定していた「第3回シラチャ日本祭り」を共催するシラチャ市役所と協議し、延期を決めたと発表している。