タイの空の玄関口スワンナプーム国際空港で3月12日、「7 Wonders of Thailand」のコンセプトの下、世界中からバンコクを訪れる利用者に良い印象を持ってもらうためのトイレの改修工事が始まった。
総工費3億4,700万バーツの同計画。「River of Life」「Festival」「Move Around」「Happy Moment」「Street Life」「Flower Market」「Sea Sight」など7つのテーマでデザインされたトイレ7カ所を改修するほか、空港内の残る117カ所も改善するとしている。
今回着工したのはコンコースビル内の2カ所。「デザインがモダン」というだけでなく、省エネの照明や節水型トイレ・洗面台など先進の設備を採用し機能性も重視しているという。残る5カ所も順次着工し、今年7月までに完成させる。117カ所の改修 も2016年内には工事完了を予定する。
同空港スペシャル・イベント・オフィサーのティティポンさんは「スワンナプーム国際空港は、利用客からトイレの問題をたびたび指摘されてきた。今回改修する7カ所だけで予算は5,000万バーツ。イメージ向上を確信している」と話す。