セントラルワールドのオフィス棟「The Offices @CentralWorld」のラマ1世通り沿いに12月23日、世界中から有名レストランやバーを集めた2階建ての複合施設「GROOVE @Central World（グルーブ）」がオープンした。

　ニューヨークのミートマーケット、ロンドンのリバプールストリート、上海の新天地、香港の蘭桂坊（ランカイフォン）、シンガポールのクラークキーなど世界各地の有名エリアに並ぶ最先端の存在を目指して開発。6億バーツを投じて2万平方メートルの「ライフスタイル・ダイニング・ガストロ・バー・ランドマーク（＝コンセプト）」を誕生させた。

　デザインのテーマは「未来的なダイナミックランドマーク」。反射アルミを使ったファサードや植栽をぜいたくに取り入れ、天候によって開閉できるルーフトップを採用した屋外ダイニングエリアなど、デザインも機能もこだわりを見せる。

　1階にはビアハウスとして有名な「HOBS」、タパスレストラン「Water Library」がプロデュースする「1881バー&レストラン」、デリカテッセン&カフェの「JONES THE GROCER」など。2階には「APINARA THAI CUISINE AND BAR」、今回がタイ初出店のパリの有名店「Fauchon」、「MAXIM’S BISTRO」「Harrods Cafe」などが出店する。

　セントラル・パッタナーの事業開発担当ワンラヤー副社長は「バンコクの中心部という最高のロケーションで国際水準の本格的な店だけが出店している。AEC（ASEAN経済共同体）の実現が2015年に迫っており、今後増えると予想される外国人観光客や投資家にも対応できる。インドア、アウトドア共にエキゾチックな雰囲気でお迎えしたい」と話す。

　営業時間は10時～翌1時。