タイ国内のスーパーやコンビニで現在、揚げたコオロギやカイコのさなぎを量産化したタイ初のスナック「マレーントート・ハイソー」が販売されており、昆虫食になじみのない外国人の間で話題を集めている。マレーントートは「揚げ虫」の意味。
商品化したのはスナック、清涼飲料の製造・販売を手掛けるスマイルブル・マーケティング(本社=ノンタブリ県)。養殖場で育った安全な材料を使用して、近代設備と衛生管理のもとGMP(適正製造基準)に適合した商品として、2014年から生産を続ける。
揚げコオロギと揚げさなぎ共に「伝統の味」「バーベキュー味」「チーズ味」「のり味」の4種類を用意。中小企業の優れた商品やサービスにスポットを当てるテレビ番組「SME ティーテーク」で紹介され賞も受賞。同社によると売り上げも順調で、取扱店も拡大中だという。
内容量は35グラムで、価格は各25バーツ。