タイを縦断するアジアンラリー閉幕-日本人チームも多数参戦し活躍

バンコクのスタート地、セントラルワールドプラザ前で記念撮影する選手たち。

バンコクのスタート地、セントラルワールドプラザ前で記念撮影する選手たち。

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 バンコクーチェンマイ間(全行程2289.63キロメートル)を6日間で縦断する自動車レース「アジアクロスカントリーラリー(ASIA CROSS COUNTRY RALLY、略称=アジアンラリー)」は8月14日、新堀忠光選手/マオ選手組の日タイ混成チームの総合優勝で閉幕した。主催はタイ王国自動車連盟(RAAT)、オルティブ・インターナショナルなど。

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 14回目を迎えた同大会は、アジア各国の国際親善、友好を目的に開催されているもので、過去に元F1ドライバーの片山右京さんや、元GPライダー青木拓磨さんも参戦したことで、日本の自動車レースファンの間でも知られた存在となっている。今年はタイから16チーム、日本からは6チームが参戦し熱戦が繰り広げられた。

 いすゞ・D-MAXで優勝したIsuzu Bangchak Maxxis Team(タイ)の新堀さんをはじめ、総合5位の森川金也/深野昌之選手組(TEAM KYUSHU DANJI with GEOLANDAR /トヨタ・ランドクルーザー80)、退院後2週間で今回のラリーに参戦、見事完走を果たしたとして特別賞に青木拓磨/青木孝次/山形昇選手組(takuma gp/いすゞ・D-MAX)、多くの参加者をレスキューした功績により特別賞で伊藤芳朗/吉澤直樹選手組(TEAM TRYANGLE GEOLANDAR 2008/三菱パジェロ)が表彰されるなど多くの日本人が活躍した。

 タイのチームではバンディット・パンティータ選手/タナワット・バンルキット選手組(Suzuki Vitara/T1G)が2日目にあわやリタイアかというほどのダメージをクルマに受けたが見事復活して完走を果たして特別賞を受賞。日本人もタイ人も互いに活躍をたたえ合った。

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