バンコクで日本人によるギターとトークの宴-「恋する秋の音楽祭」開催へ

自作独奏曲を演奏するマリオ鈴木さん。

自作独奏曲を演奏するマリオ鈴木さん。

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 トンローの「ラ・ルフール・ルージュ(La fleur rouga)」で11月21日、日本のフォルクローレギターの第一人者マリオ鈴木さんが演奏し、直木賞作家笹倉明さんが案内役を務める「恋する秋の音楽祭」が開催される。主催はタイのゴルフ情報誌「EZゴルフ」。

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 1947年生まれ、東京都出身のマリオ鈴木さんは、ギターと作曲を中林淳真さん、J・ペニーテスさん(メキシコギター協会会長)、E=ファルーさん(アルゼンチン・フォルクローレギターの巨匠)らに師事。自作曲は300曲を超える。スペイン、アメリカをはじめ世界で活躍中。日本ではフォルクローレギターの第一人者。映画「新・雪国」主題曲の音楽も担当した。

 笹倉さんは、ジャパゆきさんによる殺人事件をテーマにした長編小説「遠い国からの殺人者」で第101回直木賞を受賞。ほかにも幅広いジャンルの著作を持ち、多くの賞を受賞している。

 当日は、「愛』をテーマとし、鈴木さんと笹倉さんが織り成すギター音楽とトークの宴を繰り広げる。テーマに沿って鑑賞の申し込みは、夫婦や恋人、友人同士などカップルを中心に25組限定で受け付ける。

 演目は「マラガの舞い」「コンドルは飛んでいく」「禁じられた遊び」のほか、全欧最優秀録音賞受賞作品で、同イベントのハイライトとなるオリジナル曲「哀愁のプレリュード」などを演奏する。

 主催者する「EZゴルフ」の玉木さんは「世界に誇るギターの巨匠と直木賞作家を迎えるイベントを主催することができとても光栄」と話す。「テーマの通り、すてきな時間と空間を楽しんでほしい」とも。

 開演時間は18時30分。料金は2人で5,000バーツ。チケットはEZゴルフで販売する。

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