バンコクで恒例「日本人会文化祭」-1,500人が参加し今年も盛況に

満席の観客を前に日ごろの成果を披露する「the Big Band by R.M.S.」

満席の観客を前に日ごろの成果を披露する「the Big Band by R.M.S.」

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 タイ国日本人会は11月9日、AUAオーディトリアム(Rajadamri Rd.)で毎年恒例となっている「日本人会文化祭」を開催し、バンコク在住の日本人の親子連れなど約1,500人が訪れた。

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 31回目を迎えた同イベントは、90年の歴史と会員数約8,500人の在外日本人会としては世界最大規模のタイ国日本人会が主催したもの。反政府デモの激化が原因で観光客が激減していると報道されているタイだが、同イベントは例年と変わらない盛況ぶりだった。

 小町恭士駐タイ全権大使のあいさつで12時に開演。その後バンコクで活動するサークルや同好会、日本人会会員有志の集まりなど24団体約400人が出演し、日ごろの活動の成果を披露した。

 この日のために経験者から音も出せなかった初心者まで、日タイのメンバーを集めビッグバンドをプロデュースしたR.M.S.の石井良一さんは「以前から仲間とジャズバンドを結成するのが夢だった。最高のステージだった。素晴らしいひと時を仲間と経験できたことに感謝したい」と振り返った。大正琴で出演したミニカトレア会の井上良子さんは「昨年より皆上手にできた。来年が今から楽しみ」という。

 出演者の中には、「年内に任期を終えて帰国するため、皆と一緒に活動できるのは今日の発表が最後」という人もいるなど海外ならでは事情もうかがえ、参加者各人にとって思い出深い1日となった。

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