日本で1月23日に公開予定の映画「サヨナライツカ」(イ・ジェハン監督)が現在、タイ在住日本人のブログやツイッターなどで、日本で行われる同作品の関連イベントの情報を伝えたり、「タイでも公開してほしい」という意見が出るなど話題となっている。
原作はミュージシャンで芥川賞作家の辻仁成さんの同名小説「サヨナライツカ」(幻冬舎刊)。バンコク、東京、ニューヨークを舞台にしたラブストーリーを韓国映画「私の頭の中の消しゴム」のイ監督が全編日本語で描いた。
運命の恋に落ちる沓子(とうこ)に主演・中山美穂さん。バンコクに赴任してきたエリートビジネスマン、豊に西島秀俊さん、豊が日本に残してきた婚約者、光子を石田ゆり子さんが演じる。
撮影のロケ地には、王宮近くのチャオプラヤー川沿いの通りやオリエンタルホテル、ドンムアン空港などが使われ、在タイ者にはなじみ深いシーンが登場する。
配給するアスミック・エースによると、現在日本と韓国での公開は決まっているがほかの地域は未定だという。
新宿バルト9(東京都新宿区)、丸の内TOEI2(東京都中央区)ほか日本全国で順次ロードショー公開。