タイ航空、就航当時と同じ塗装のレトロ機復活-50周年記念で

歴代の制服を着た客室乗務員とTGスタッフ。

歴代の制服を着た客室乗務員とTGスタッフ。

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 タイ国際航空(TG)は5月1日、1960年の同じ日に乗り入れた1号機「バンコク発香港行き」を記念して、当時と同じペイントを施した特別機を使用した「ノスタルジック・フライト(Retro Flight to Hong Kong)」を同路線で行う。

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 同フライトは、TGの就航50周年記念事業の一環として企画したもので、同社が手がけるツアーブランド「ロイヤルオーキッドホリデイズ(ROH)」が販売する2泊3日(朝食・夕食各2回付き)のパッケージツアー(1万9,750バーツ~)。使用機材となるB747-400型機に、1号機(DC-6B)と同じ塗装を施すほか、客室乗務員も当時のユニホームを着用する。

 初日、スワンナプーム出発は14時30分。香港到着後19時から、記念式典とディナーパーティーを開く。2日目はランタオ島に渡り、ポーリン寺の大仏参拝や精進料理の昼食を予定する。2日目の午後や最終日は観光やショッピングなどの自由時間となるが、さまざまなオプショナルツアーも用意。15時30分香港発TG639便または17時30分同TG607便で帰国の途に就く。

 ROHの予約デスクスタッフは「すでにエコノミークラスは全席予約済み。ビジネスクラスにわずかに席があるだけ。今後も50周年記念のさまざまなプロモーションを行う」と話す。

 TGではこのほかに、セントラルワールドで5月7日~14日、最新マルチメディアを使って50年間の歴史を振り返る「50周年記念展示会」を開催するほか、サイアムパラゴンのロイヤルパラゴンホールで同14日、TGの顧客や企業関係者らを対象に、TG社員とプロのアーティストが共演するコンサートなどを行う「謝恩レセプション」を予定する。

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