アンバサダーホテル向かいの一画に10月16日、タイの民芸品をテーマにしたアートストリート「SUK 11 WALK」がオープンし、18時よりオープニングセレモニーが行われた。
約60メートルに及ぶ路地の両側にはタイの民芸品や絵画が展示され、海外からの観光客や地元のアート好きでにぎわった。通りの一画にはもともと、タイの土着信仰である精霊「ピー」をテーマにした内装の「SUK SPA」や、同スパのオーナーが経営する「SUK HOTEL」のほか、パブやレストランがある「おしゃれで落ち着きのある」路地となっていた。
ストリートを企画したSUK SPAのPRエグゼクティブのワラポンさんは「しゃれたカフェや民芸品店が集まるこの小さな路地をもっと多くの人に知ってもらいたかった。付近にはホテルがたくさんあるので外国からの観光客にも来てほしい」とバンコクの新しい観光名所になることも期待している。
「私道のため車も通らないし自由に企画ができた。通りの全ての店から賛同を得られた。協力し合い皆に愛される通りにしたい」(同)と、タイでは珍しく商店会的な発想があったことも明かす。
同ストリートに露店が出る時間は18時~24時。